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ハウスメーカーに在籍していたからこそわかる!ハウスメーカーとエクステリア事務所の違い(金額編)

R exterior design office 代表の萩原です。
私は独立する前は、某大手ハウスメーカーのエクステリア営業として経験を積んできました。これからお伝えする内容については、エクステリア業界の現状を示しており、今後エクステリアを検討される方は、必ず目を通していって頂ければと思います。今回は、一番気になる「費用の問題」について言及していきたいと思います。

ハウスメーカーは安いの!?高いの!?

 誰しも一度は考えるであろうこの問題について、単刀直入に「高い」です。ネット社会ですから調べればすぐ出てくると思いますが、その通りです。では「なぜ高いのか」というところですが、以下の通りです。

諸経費がかかる

→ハウスメーカーは特にたくさんの人を雇われていますから、一件から多くの利益を出さないと赤字になってしまいます。またエクステリア部署のみの経費だけでなはく、会社として他部署の経費も賄っていますので粗利が低いとやっていけません。また、書類の量が多かったり、無駄な仕事がかなり多かった印象があります。(個人の主観です・・・)

・マージンが掛かる

→ハウスメーカーによっては、提携している業者に依頼という形を取られている所もあると思います。もちろんお客様をご紹介するわけですからマージンが掛かります。言い換えると、提携している業者はハウスメーカーから仕事を頂く代わりに、紹介料を払うということです。

・工事の仕様

→これはハウスメーカーの強みでもありますが、目に見えない部分に力を入れています。例えは基礎工事やコンクリートの厚み、防草シートの能力などです。ちゃんとした施工指示書が展開されており、強度の裏付けを基に設定されていますので、その施工指示通り工事をすれば単価は高くなります。知らない業者へ依頼をされたとき、その辺りの見えない部分は信用がありませんので、その点ハウスメーカーは安心感があります。ですが、ハウスメーカーの施工の縛りにより、本来できるはずの工事について「あそこの業者はやっているのできないの?」と言われることがあったり、デザインの規制があることも事実です。

仕事の分業制

→ハウスメーカーのエクステリア部署は主に、エクステリア営業・CADオペレーター(作図担当)・工事監督で構成されていることが多く、エクステリア工事完了まで色々な担当を経由して完了まで進んでいきます。人が動いているので当然管理費や人件費がかかります。

以上の4点がハウスメーカーが高いと言われる理由であると思います。そしてそこで比較されることが、当社のような独立したエクステリア会社です。

エクステリア会社の事情について

 ハウスメーカーで務めてきた私は上記の現状を振り返ると、とにかく提案のしづらさを覚えてます。限られた予算の中で最大限おしゃれに、素敵に作ろうとしても、デザインの縛り、金額が高くついてしまい、本来提案したかったパフォーマンスが思うようにできなかったです。ですがハウスメーカーの中で得た知識、エクステリアという業界を知ることができて、独立した今、お客様により良い提案ができるようになりました。

無駄な諸経費がない
→小さな会社ですからその分経費は掛かりません。

提携業者などに属していないため、マージンは掛からない
→ハウスメーカーからのご紹介でマージンが乗ることはありません。

デザイナーが一貫して対応(デザイン・提案・工事監理
→一貫して対応しているためほかの部署で掛かる経費はありません。

 今までハウスメーカーで掛かっていた経費について、管理業務や分業制では対お客様には良い点もあったかと思いますが、私の考え方はその目に見えない経費については少しでも削減して、その分良いものを提案したいです。その何十万円で素敵な袖壁ができたり、憧れのカーポートができたり、ウッドデッキを付けれたりと、その分付加価値を付けれることができます。安心安全の元、同じ費用で素敵なエクステリアができるようにデザインや金額面は突き詰めていきたいです。

 最後となりますが、ハウスメーカーはいくつか検討されても、エクステリアはそのままハウスメーカーでお願いする方が多い印象です。今はエクステリア会社も選ぶ時代ですエクステリアでも色々検討して、家づくりを楽しんでいる方々が、良い会社と出会えることを願っております。

当社のことも気になれば是非お問い合わせをお待ちしております。

R exterior design office
代表 萩原 涼

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